2019年10月19日 GS750 アクシデント!納車直前にエンジン停止 オーナーに車体を引き渡す直前に、予想外のアクシデントが起きました。なんとハンドルを左にいっぱい切ると、エンジン停止するではありませんか。何となく原因は思い浮かびましたが…早速燃料タンクを外し、イグニッションのオレンジ配線を指で引っ張ってみました。するとハンドルを左に切った時と同じようにエンストします。諸悪の根源はこのエレクトロタップで確定です。私は電装品を装着する時にこのエレクトロタップは絶対に使用しません。何しろ今回の様な不慮のトラブルが多いので。車体から配線を分岐する時は、必ずエレクトロタップ以外の方法を選択しましょう。今回私はハンダで配線を接続し、ギボシで脱着出来るようにしました。今度はハンドルを左に切ろうが右に切ろうがエンストする兆候は微塵も感じられません、、これで安心して車体をオーナーに引き渡すことが出来ます。
2019年10月13日 GS750 ステップの曲がりを修正 GS750でありがちな現象で、ノーマルステップが曲がっている事があります。ステップを真上から見て、前方側に向いている車両が多いです。転んで曲がったのか?それとも新車出荷時点で曲がっていたのか?知る由もありません。今回他人のGS750ですが、勝手に直すことにしました。方法は簡単です。外してプレス機にて固定し、大きめのハンマーで2振りすれば完璧です。修正前修正後修正前ステップが曲がっているとブレーキペダルのストッパーボルトの位置が端の方で当たります。修正後ストッパー位置が良いところに落ち着きました。GS750のステップの様に、鉄で出来た部品は叩くことで簡単に修正する事が出来ます。だから旧車はいいんですよね。
2019年10月12日 GS750 リアウィンカーステーの曲がりを修正 左リアウィンカーの垂れ下がりを修正しました。修正前はこんな感じです。(上の写真と比べてみて下さい)過去に何らかの衝撃がウィンカーに加わった証拠です。ウィンカーステーが変形しています。ウィンカーステーを外して見てみると、弓形に変形している事がわかりますね。ハンマーで叩くと変形が真っ直ぐになります。正常な形に復元されたウィンカーステーを車体に装着しました。もう一度完成後の画像です。GS750は他の車種よりウィンカー自体が大きく、尚且つ左右への張り出しが多いのでちょっとした角度の違いだけで印象は大きく変わります。座って眺めていると、またまた気になる所が出てきましたよ。
2019年10月11日 GS750 レギュレータの交換 こちらの写真はGS750のバッテリーケースを外し、ひっくり返したところです。本来はボルテージレギュレーターが装着されていますが、社外品のレギュレータに変更されています。バッテリーケースから外してみました。本体に何も書かれていないので、メーカーや生産国はわかりませんが、粗悪品である可能性が高いです。装着されていたレギュレーターの様に、信頼性の低い部品だと不安になります。そして、遠くに出かけることが億劫になってしまいます。(知らなければ気にならないので、それはそれで幸せな事かも)バッテリーの延命や信頼性の向上の為、最新式のレギュレータに交換する事としました。下の写真はステーに取り付けボスを溶接したところです。出来上がったステーをシャシブラックで軽く塗装しました。最新の車両にも純正採用されている巨大なレギュレーター。なんとかGS750のバッテリーケースに装着する事が出来ました。改造を終えたバッテリーステーを、車体に装着しました。因みにハーネスは事前に製作済みです。レギュレーターコネクターとリアブレーキホースとの隙間は8mmあるので計算通りの位置に出来ました。それでは試運転に出掛けます。秋空の下、快調な空冷サウンドが響き渡ります。快調なエンジンと、不安が払拭された充電システム。安全の為にも常時ライトONを推奨します。座ってGS750を眺めていると気になることが何点が出てきました。納車されるまでは時間があるので、少し手直しをしたいと思います。
2019年10月09日 GS750 バルブタイミング調整と火入れ GS750は素晴らしい。何故かと言うと、消耗品はほとんど手に入れることが出来るからです。アイドラークッションまで純正部品として手に入れる事が可能ですからね。それに価格もそれほど高くありません。さて、残りの作業ですがヘッド上側部品を装着していきます。各オイル穴にタップリオイルを塗ってから組み付けていきます。そう言えば、説明し忘れていましたが、漏れていたカムチェーンテンショナーの事。私独自の方法で、オイル漏れ対策を施しましたのでこちらをシリンダーに装着しました。カムスプロケットはいつも通り長穴加工を施しカムシャフトを装着。バルブタイミングは108-111に調整しました。 バルブクリアランスは0.11~0.15mmの調整としました。キャブレターやマフラーを取り付けいよいよエンジンの始動。とても静かなエンジン音で、良い感じです。エンジンは15分ほどアイドリングにて放置し各部オイル漏れが無いか確認しました。おっと!試運転に出掛ける前に、レギュレーターも交換しちゃいましょう。