ヤマハ品番
1D7-81960-01 

ヤマハ純正の高性能レギュレーターを準備しても、コネクターは付属していません。

調べてみたところ、古河電機工業の3P250というものが合うようです。

コネクターに関してはネットオークションや、配線関連ショップなどで入手可能でした。
そして、ハーネスはカーショップなどで入手出来る2.00sqを用意しました。
(つまり誰でも入手可能です。)

これらを使用してハーネスキットを自作します。
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ハーネスと端子のカシメ部は少しでも抵抗値を減らすように、ハンダを流し込みました。
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赤い防水ゴムキャップを入れ忘れず、向きにも注意して、
端子をカチッというまで差し込みます。
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配線の長さは全て45cmに合わせ、市販のハーネスチューブに通しました。
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車体側のハーネスを改造することなく、ボルトオンで装着出来るように、車体側はギボシの組み合わせをチョイス。
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車体からバッテリーケースを外し、元々ボルテージレギュレータの装着されていた下面にMOSFETレギュレータを装着します。
(車体の左側にコネクターが向くように取付け)
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バッテリーケースを車体に装着する前に、コネクターを差し込んでおいた方が良いと思います。
(ここもカチッというまで差し込みます)
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何故なら、リアブレーキマスターシリンダーが障害となり、黄色い交流側コネクターが差せないからです。
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バッテリーケースを固定したら、必要なくなったレクチを外します。
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レクチに接続されている4本のコネクターを抜きましょう。
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新規製作したレギュレータハーネスの黄色い3本線は、オルタネータコイルから伸びてくる


  • 白/青
と車体側の
  • 白/赤

にそれぞれ接続します。
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プラス側ラインは、赤いハーネス同士を接続します。

必ずバッテリー〜レギュレータ間にヒューズが入るような回路にする必要があります。(安全の為)
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マイナスはバッテリー端子に直接接続しました。
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たったこれだけの事で、飛躍的に充電電圧が上昇し、信頼性も向上します。
ご自身で作業されれば、2万円位で仕上がる内容です。
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因みにGS750はライトOFFの時、オルタネータネーターの3相中2相しか使っていません。


「もっと簡単に充電電圧を上げられないのか?」
思ったあなた。

次回、弱った充電機能を一時的に上げる超簡単な方法をお教えしましょう。



2019年1月23日追記
上記紹介したハーネス接続だと、キーOFFの停車時若干の電力消費があります。

その為数日放置するとバッテリー上がりとなります。

赤ハーネスをバッテリー直接続はやめて、リレーを介してキーON時だけレギュレータへの12Vがかかるようにした方が良いことを確認しました。