この内容をブログに上げるか数日間悩んだのですが、もしかしたらこのネタで事故を減らせるのではないかという思いで今回記事にする事にしました。





古いオートバイは色々な理由で消滅したいくつかの技術に魅力を感じて乗っておられる方達が多いと思います。


空冷エンジンのフィンの造形美。多連キャブレターの吸気音や集合管の排気音。2ストの焼けるオイルの匂い。これらは到底現代の新車では味わう事の出来ない不思議な魔力があります。

現代の車両が持ち合わせていない魅力がある反面、安全性という部分に関して言えばかなり劣っている事は確かです。


例えばサイドスタンド、

ここ数年旧車のオートバイで仲間と出掛けたり、1人でふらりと出掛けたりする中において、サイドスタンドを上げ忘れて乗り出してしまう事が少なからず見受けられます。

実際私の愛機3号車でも1度「ガー」とやってしまいました。

2010年の7月にも北海道でサイドスタンド上げ忘れが原因と思われる観光バスとオートバイの衝突事故が起きています。


昨今の新車ではサイドスタンドが降りた状態では発進出来ない装置が付いているのでこういった事故は社会的に問題にすら上がらない状況ですが、私にとって日本中にいる旧車仲間に事故を起こして欲しくない。人生を棒に振るような事になって欲しくないという思いで是非真似て欲しい事をお伝えします。

その内容とはGS750 3号車にサイドスタンドスイッチを装着し、出したまま走り出せないようにすることです。
車種は違えど同じ年代の別の車種でもやる事は変わらないはずです。



スイッチはカワサキのZZ-Rのモノを使用します。




ボルトオンで装着出来るようなステーを製作するところから始めてみます。

インターネットで検索すると、サイドスタンドのスイッチをキャンセルするネタは多いのですが、逆に装着するネタはかなり少数派です。近い将来逆転して欲しいと願います。