2017年12月

通常の純正部品として流通しているエンジン左右のエンブレムはブラックとゴールドとシルバーで、私の好みとしては微妙。
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旧タイプを復元したくても、強力にカバーと接着されているので、無理に引き離すと破損します。
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部品取りのカバーから引き離すには真横から鋭利な刃物で割りを入れる必要がありまして、
それにはエンブレム周りのカバーをディスクグラインダーでカットしましょう。
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カバーが勿体ないってのは、この際置いといて。
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上手くカット出来たら真横から慎重にスクレーパーの刃を入れていきます。
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こうして無事に摘出する事が出来ました。
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サンドブラスト後、コーヒーでも飲みながら文字をマスキング。
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あとはいつも通り塗装します。
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数日前の話ですが、3号車の燃料タンクの塗装が仕上がってきました。
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早速コックなどを取り付けて、車体に搭載。
今回新調したSUZUKIエンブレムはゴールドをチョイス。
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今までより茶色感がなくなり、鮮やかですね。
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眺めていると乗りたくなりますよね。当然だけど。
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という訳でフラッといつものコースを流します。
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冬の富士山と新しくなった外装。どちらも綺麗で最高ですね。
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30年前に購入した当時物新品薪ストーブをガレージ内に設置しました。
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煙突も取り付け、排気効率を高めます。
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建物の穴は周りをコンクリートにして、耐高温措置を施しています。
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新品の薪ストーブなので表に錆止め塗料が塗ってあります。
最初の点火でそれが焼け出し、ガレージの中は煙だらけに…
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タンク交換したばかりの3号車を慌てて外に出しました。
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表面の焼けも落ち着き、火力もいい感じ。
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薪がパチパチ音を立てながら、微かに煙突の中で気体がポポポと…
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凄く良い雰囲気







悩みのタネだった大修理。稲刈り機は無事納車出来ました。
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修正したブラケットがフロントアタッチメントと合うのか心配でしたが、全く問題無し。
作業が困難だっただけに、今回のこの達成感は格別です。
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ではどういう風にブラケットを直したのか時間を戻して紹介。
変形したブラケットの部分を摘出したら、構造物のピースを細分解。
このように3つの部材と
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1つのパイプが接合されていました。
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変形している箇所は加熱したり叩き出し、亀裂箇所はvカット後に溶接。
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各ピースを適切に修正したら、元通り組み立てます。
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どんどん接合していきますよ。
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パイプは修正不能の為、同径サイズの新しいモノを使用
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摘出したブラケットが出来上がったら元通り車体に装着しますが、このまま溶接すると弱いので
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裏側に当て板が必要となります。
材料を切り出しました。
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裏側から溶接で密着する様に穴空け加工もしています。
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このように裏側の補強が装着されました。
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ブラケットを上から嵌めてみます。
この時点でグラグラ感は全くゼロ。最高のフィッティングですね。
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あとはひたすら溶接します。
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修正したブラケットの上にはこのような部品が装着されます。
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平行具合やガタも問題無し。
なのでこれにて組み立てに移ります。
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作動油タンクを装着し、オイルを入れます。
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錆止め塗装を施し仕上がりました。
この時点では手元にアタッチメントが無いため、装着出来るのか不安でしたが、
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本日無事に装着出来た訳です。
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趣味のオートバイ弄りもいいですが、食べ物に関するマシーンを修理するのもやりがいがありますね。
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沖縄にお住まいのT様から依頼されたGS750のレストアですが、90%完成しておりまして眺めているだけでも満足感があります。
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その満足感はどこからくるのかと言いますと、
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これは2ヶ月前。クランクケースのアッパーとロアーを合体した時ですが、液状ガスケットがはみ出しても汚れないようにマスキングテープで養生しました。
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はみ出した液状ガスケットはウエスで拭い、マスキングテープを剥がすとこの通り。
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ひと手間追加するだけで仕上がり後の質感が大きく変わってきます。




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