車体から降りている4号車のエンジン。
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ウェッブカムの52-70-312を装着してみます。
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ハイカム取り付けにあたり、3つのクリアしなければいけない障害があります。

[その1 ] カムスプロケットの加工
[その2 ] シリンダーヘッドのカム山逃げ加工
[その3 ] カムカバーのカム山逃げ加工


[その1]のカムスプロケット加工についてですが、今回GS750Gのカムスプロケットを使用しました。

GS750Gのカムスプロケットは樹脂が溶着されていないため、超硬バーとリューターがあれば比較的簡単に加工が出来ます。

難点としては、トルクスレンチでないとネジが緩まないことですが、慎重に緩めればナメずに成功します。
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リフト量の大きなハイカムはカム山がノーマルより大きく出っ張っているので、装着時の逃げ加工を施します。
ついでにバルブタイミングを調整出来るように取り付け穴を長穴加工しました。
これでカムスプロケットは完成です。
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[その2]シリンダーヘッドのカム山逃げ加工について

シリンダーヘッドを取り外し、8本のバルブをすべて外します。
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バルブリフターの脇がカム山と干渉しそうなので、リューターで慎重に削ります。
綺麗に洗浄した後、オイルを塗ったカムをカムホルダーで規定トルクにて固定。
回転がスムーズか?干渉部は無いか?よく確認をします。
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[その3 ] カムカバーのカム山逃げ加工について
カムカバー裏側をよく見ると補強のためのリブが干渉しそうです。
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リブを削り過ぎると強度の低下を招くので、最小限の加工にて済ませたいものです。
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これでハイカム取り付けに関する障壁が全て取り除かれました。




その後、
いきなり話が飛びますが、ヘッドとカムを装着しました。

そしていつも通りバルブクリアランスとバルブタイミングを調整です。
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またさらに話が飛びますが、エンジン装着が完了。
今回マフラーの集合部を切って確認してみます。
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集合部の中身を覗くと4-1構造であることがわかりますね。
今回4-2-1に改造するかすごく悩みました。
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散々迷ったあげく、結局4-1のまま装着しました。
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それにしてもサイレンサーのYOSHIMURAの刻印はスズキ車の中でも特にGS750には格別似合います。
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カムの話からだいぶ脱線しましたが、この数日間の様子を駆け足でお送りしました。